世界遺産登録を目指す「佐渡島の金山」についてユネスコの諮問機関、イコモスは6日午後（日本時間）、追加調査を求める「情報照会」を勧告しました。

「佐渡島の金山」は『相川鶴子金銀山』と『西三川砂金山』で構成され、「17世紀における世界最大の金の生産地」として去年1月、ユネスコに推薦書が提出されていました。

そうした中、文化庁は、イコモスが追加情報の提出を求め、翌年以降に審議を回す「情報照会」を勧告したと発表しました。

ただ、去年、「情報照会」となった資産は、その年の世界遺産委員会ですべて登録されていて政府は7月から始まる世界遺産委員会での正式登録を目指し対応する方針です。