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“海底熟成”された日本酒を引き上げ 海底の暗さ、振動でまろやかに 佐渡と会津若松が観光で協力 《新潟》

2024年6月28日 19:39
“海底熟成”された日本酒を引き上げ 海底の暗さ、振動でまろやかに 佐渡と会津若松が観光で協力 《新潟》

海底で熟成させることでまろやかな味に…去年12月から佐渡沖に沈められていた日本酒の引き上げが行われました。どんな味に仕上がったのでしょうか。

日本酒の引き上げが行われたのは佐渡市小木地区の琴浦漁港沖です。

これは観光などで連携協定を結ぶ佐渡市と福島県・会津若松市が互いの地域資源を生かし、周遊型の旅行コンテンツを作ろうと取り組んでいるものです。

去年、行った実験では海底の水温や暗さ、振動により日本酒の味がまろやかになったといいます。

今回は去年12月に海底に沈めた佐渡と会津若松の純米吟醸酒、30本が引き上げられました。

「おいしいです」「まろやか」

〈会津若松市観光課 宗像舞さん〉
「世界遺産に“佐渡島の金山”が登録されることを見据えて、会津と佐渡でお互いに旅行商品を造成するためのコンテンツの一部。そういうものがどんどん増えていったらいいなと思います」

今後はインバウンド需要などを視野にダイビングをして海底に沈めた日本酒を引き上げ、宿で楽しめるプランなどを提供していきたいということです。

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