世界遺産登録を目指す「佐渡島の金山」について、文化庁はユネスコの諮問機関・イコモスが4段階中、2番目の「情報照会」を勧告したと発表しました。

文化庁によるとイコモスの勧告では「世界遺産一覧表への記載を考慮するに値する価値を有する」と評価しています。

一方で、相川の一部地域を除くこと、資産を守るための範囲を広げること、鉱業権の所有者が採掘を再開しないという明確な約束を示すことを求めています。

国内で「情報照会」となるのは初めてですが、去年、「情報照会」となった資産はその年の世界遺産委員会ですべて登録されています。

花角知事は「7月の世界遺産委員会において登録されることを目指し、国や佐渡市と連携し、全力で取り組んでいく」とコメントしています。