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「頭から出血し、意識と呼吸がない」登山の男性が滑落 悪天候でヘリ飛べず救助再開は19日早朝から【新潟・南魚沼市】

2024年8月18日 17:18
「頭から出血し、意識と呼吸がない」登山の男性が滑落 悪天候でヘリ飛べず救助再開は19日早朝から【新潟・南魚沼市】

17日、新潟県南魚沼市の中ノ岳において、東京都の70代の男性が下山中に滑落する事故がありました。
しかし、悪天候のためヘリコプターが飛べず、救助は19日以降になる見込みです。

警察によりますと、男性は16日に登山仲間の男性2人でと中ノ岳に登り、山頂付近の小屋に1泊。
翌朝、下山を始めてから40分から50分ほど経ったところの登山道で足を滑らせ、200mほど滑落したということです。
同行者の男性が滑落現場に向かったところ、滑落した男性は頭から出血していて、意識と呼吸がない状態だったため、救助を要請したということです。

滑落した男性は登山の経験は多かったということですが、当時、登山道の足場は悪く、やぶなどをかきわけながら進んでいた際に滑落してしまったということです。

警察によりますと、17日は現地の天候が悪く、救助のヘリコプターが飛べない状況で、18日にもヘリコプターで現場付近へ向かったということですが、現場周辺の天候が悪く、救助できなかったということです。
警察と消防は、19日早朝からの救助再開を予定しています。

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