医療の充実に向けて 半導体関連企業が大学医学部に寄付金 大分
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半導体の組み立てなどを手掛ける大分県由布市の会社が医療技術の発展に役立ててもらおうと28日、大分大学医学部に寄付金を贈りました。
寄付金を贈ったのは、由布市のデンケンです。デンケンでは、医療技術の発展や地域医療の向上を目的に研究機関や大学との連携を見据えていて、その取り組みの一環として大分大学医学部へ今回初めて寄付を行いました。28日は、大分大学挾間キャンパスで贈呈式が行われ、デンケンの石井源太社長が大分大学の北野正剛学長に目録を手渡しました。北野学長は、「いただいた寄付金を研究活動で有効活用したい」などと感謝していました。
◆デンケン石井源太社長 「研究開発、研究環境の充実や医療技術の発展に寄与するような取り組みに使ってもらえれば」
大学によりますと、贈られた寄付金は200万円で、研究活動などに役立てられる予定です。