「包丁で父親を殺害した」同居する息子(55)を殺人の疑いで逮捕 父親の死因は首を刺された失血死 大分
大分県豊後大野市の住宅で同居する父親を殺害した疑いで、55歳の息子が6日、逮捕された事件で、亡くなった男性の知人からは悲しみの声も聞かれました。
殺人の疑いで逮捕されたのは豊後大野市三重町の職業不詳小野幸治容疑者55歳です。
警察によりますと、小野容疑者は6日午後0時半ごろ、自宅で父親の千年さん78歳を刃物で殺害した疑いが持たれています。
千年さんの死因は首を刺されたことによる失血死でした。
◆TOS児玉直輝記者
「事件から一夜が明けた。現場から100メートルほど離れたこちらと奥にも規制線が張られていて、閑静な住宅地に物々しい雰囲気が漂っている」
小野容疑者から「父親を殺した」と連絡を受けた親族が110番通報したことで事件が発覚しました。
◆亡くなった男性を知る人物
「本当にもうびっくりした。ただただびっくり。本当にこんなことがこんな町であるのかとね。本当に残念で仕方ない」
捜査関係者によりますと、家の中からは事件で使ったとみられる血の付いた包丁も見つかっているということです。
小野容疑者は調べに対し「包丁で父親を殺害した」などと容疑を認めているということです。