地熱発電所建設に向け 発電に必要な蒸気の量など調査の様子を公開 大分県九重町
環境に優しいエネルギーとして注目されている地熱発電についての話題です。
大分県九重町では今、新たな地熱発電所の建設に向けた調査が進められていて、21日は現地の様子が公開されました。
地熱発電としては国内最大規模を誇る九重町の八丁原発電所。
同じ九重町では今、新たな地熱発電所建設のための調査が行われています。
調査が行われているのは涌蓋山の東側です。
これは九州電力の子会社「九電みらいエナジー」が行っているもので、21日は発電に必要な蒸気の量が安定的に確保できるかなどを調べる噴気試験の様子が公開されました。
◆九電みらいエナジー地熱調査部千手隆徳部長
「音を聞いていもらってもわかると思うが、 非常に勢いよく噴出していると思う。非常に有望だと思う」
調査は8月上旬ごろまで行い、建設するかどうかの判断は今年度中に行う予定です。