ロシアのウクライナ侵攻から、きょうで1000日 露軍、過去2か月で推定8万人が死傷…過去最悪のペースか
ロシアのウクライナ侵攻から19日で1000日となりました。ロシア軍は攻勢を強める一方、過去2か月で推定8万人が死傷するなど、兵士を過去最悪のペースで失っているものとみられます。
2022年2月24日にロシアがウクライナ侵攻を開始してから、19日で1000日を迎えました。
ロシア軍はウクライナ東部で犠牲をいとわない猛烈な攻撃を続けていて、制圧した地域を急拡大させています。
一方で、アメリカの戦争研究所によりますと、今年9月から10月の死傷者数は8万人と推定され、過去最悪のペースで兵士を失っているとみられます。
BBCはイギリス軍高官の話として、侵攻開始以降、ロシア軍の兵士70万人近くが死傷したと伝えています。
こうした中、アメリカメディアは17日、すでに1万人規模の派兵を進めている北朝鮮が、将来的に延べ10万人の兵士をロシアに派遣する可能性があるとの見方を報じました。
ただし、戦争研究所は、この規模ではロシア軍の損失を補うには不十分だと分析しています。