トランプ次期大統領が国防長官に指名したヘグセス氏、性的暴行を告発の女性に和解金 米報道
アメリカメディアは17日、トランプ次期大統領が国防長官に指名したピート・ヘグセス氏が、ヘグセス氏からの性的暴行を告発した女性に対して和解金を支払っていたと報じました。
トランプ次期大統領が国防長官に起用すると発表したヘグセス氏をめぐっては、2017年に性的暴行容疑で捜査を受けていたことが報じられています。警察は刑事訴追しておらず、ヘグセス氏は容疑を否認しています。
こうした中、複数のアメリカメディアは、ヘグセス氏が被害を告発した女性に対し、和解金を支払ったことを担当弁護士が明らかにしたと伝えました。
ヘグセス氏は当時、保守系のFOXニュースで司会者を務めていて、告発が公になることで職を失うことを懸念したということです。
弁護士は、ヘグセス氏は「完全に無実」と主張した上で、女性側が「ヘグセス氏から金を搾り取ろうとしている」などと説明しているということです。
ニューヨーク・タイムズによりますと、トランプ氏はヘグセス氏の性的暴行疑惑を把握した後、周辺に対し、ヘグセス氏を支持する考えを伝えたということです。