G20＝主要20か国・地域首脳会議が南米ブラジルで始まりました。トランプ次期大統領を念頭に、国際社会が一致した対応をとれるのかが焦点です。

リオデジャネイロで18日に開幕したG20サミットでは、貧困や気候変動などへの対策が話し合われます。アメリカのバイデン大統領や中国の習近平国家主席、石破首相など世界のリーダーが一堂に会していますが、各国が念頭においているのはアメリカのトランプ次期大統領です。アメリカが自国第一をめざし、気候変動対策の国際的枠組み「パリ協定」から再び離脱する姿勢も示すなか、一致したメッセージを打ち出せるのかが焦点です。

ロイター通信によりますと、アルゼンチンのミレイ大統領が、合意していたG20による富裕層への課税案について、トランプ次期大統領とフロリダで面会後に反対に転じたということです。