ホーバークラフト訓練中に6回目の事故 運航会社「軽微な事故、衝突していいものに接触した」大分
8日、訓練中に6回目の事故を起こしたホーバークラフトについて運航会社が改めて会見を開きました。
訓練の中の事故であると説明し「安全の精度はどんどん上がっている」と話しています。
2月8日に大分県大分市の西大分ターミナルで訓練中だった3番船「Tanso」がクッション材に接触し、船体が損傷しました。突風にあおられたことが原因だということです
ホーバーの訓練中の事故は今回で6回目で別府湾周遊は当日から休止されています。
運航会社は12日改めて会見を開き訓練中の事故であることを強調しました。
◆大分第一ホーバードライブ小田典史社長
「(今回の)事故の度合いって正直言って本当に事故と言うのかというのが僕の中にはある。僕らこれ訓練中なんですよ。空港アクセスが始まるまであと2回くらいはこういった軽微な事故があるのではないかと。衝突していいと置いているものに接触したということ」
その上で運航会社は「安全の精度はどんどん上がっている」としています。
事故後、国交省の臨時検査を受け問題は無いとされ船体の修理も完了したことから、訓練は12日から再開されています。
別府湾の周遊についても2月15日から再開する方針です。
一方で大分空港との定期運航については、早くて2月中には国交省の検査を受けられる見通しで検査に合格すれば、定期運航が可能になるということです。