現金1400万円を横領した罪 障害者グループホームの元施設長の女 初公判で起訴内容認める 大分
大分県国東市の障害者グループホームの元施設長が入所者の口座から現金1400万円を横領した罪に問われている裁判で、元施設長は起訴内容を全面的に認めました。
業務上横領の罪に問われているのは国東市の無職市原淡水被告53歳です。
起訴状によりますと、市原被告は2019年から2020年までの間に施設長を務めていた国東市にある障害者グループホーム「あじさい」の入所者の口座から現金1400万円を横領したとされています。
26日、大分地裁で開かれた初公判で市原被告は起訴内容を全面的に認めました。
検察側は冒頭陳述で「被告は、被害者が病気で家族とも疎遠であったことから口座から金を引き出しても発覚しないと考え、旅行代や洋服代、家族の借金返済に使っていた」と指摘しました。次回の裁判は2025年2月に予定されています。
最終更新日:2024年12月26日 18:27