「すごい!バナナがそのまんま!」豊丘村産バナナのジェラート登場!地元企業の会長が趣味で栽培 素材の味を生かした味で人気
野菜に果物、マツタケ…。おいしい農産物の産地として知られる下伊那郡豊丘村。発信拠点でもある道の駅に村生まれの「バナナ」を使ったジェラートが登場し、話題を呼んでいます。
客
「おぉ!すごいバナナそのまんまという感じ」
「おいしい?」
「おいしい(ニコニコ)」
食べたらあふれ出るこの笑顔!
2月2日、豊丘村の道の駅で発売されたのは、バナナ味のジェラートです。
使われたのはなんと、村で栽培されたバナナなんです!
道の駅南信州とよおかマルシェ片桐 昭駅長
「豊丘村産のバナナの現状の味を必ずこのジェラートの中に閉じ込める、要するに本当に甘いばっかりではなくて、やっぱりちょっと青臭みが残ったりとか、渋みがちょっと残ったり/いい仕上がりになったと思っています」
1月の道の駅。直売コーナーには、まだ、青々としたバナナが展示されていました。重さは30キロほど。およそ110本の実が付いています。育てたのは村内にあるセラミック加工・製造会社の会長、下山忠司さん。仕事で訪れたベトナムでバナナ栽培に興味を持ち、会社に農業用ハウスを建てて趣味で始めました。そこに目を付けたのが、農産物を軸に村おこしを進める地元の道の駅です。
道の駅 片桐駅長
「本当にびっくりでございます。その商品を見たとたんに、これはバナナのジェラートだなとそういうふうに思いました」
話題性を呼ぶためにあえて寒い冬の時季にバナナを寄贈してもらいまずは直売所に展示。熟したタイミングを見計らってジェラートに加工しました。
45食分に対し13本のバナナを使用。3つ、試作品を作り、少し青臭さが残る本来の味が生かされたものを商品にしました。
発売の日、試食に訪れた下山さんも完成品の味にご満悦の様子。
エムケーセラ下山忠司会長
「バナナの味がすごくするんですよね。いいかなと思って。これが夏だったらもっとおいしいかなと思います」
今回は寄贈されたバナナで作った400食のみの販売というジェラート。近い将来、再登場する日が来る???かもしれません。