導入目指す「宿泊税」11月県議会一般質問で論議 阿部知事「税の使いみちを目に見える形で観光振興に充てる」
11月県議会の一般質問が3日から始まりました。
県内の宿泊客に1泊300円を課す「宿泊税」について、阿部知事は税の使いみちを目に見える形で観光振興に充てる考えを示しました。
3日から始まった11月県議会の一般質問。
今年9月に骨子案が示された県内の宿泊客に対して1泊300円を課す「宿泊税」について改革信州の林和明議員が税の具体的な使い道について質問しました。
およそ48億円の税収を見込んでいる「宿泊税」。
これに対し、阿部知事は…。
阿部知事
「やはり観光振興に直接的につながるようなものをこの取り組みの方向性としてお示しをさせていただいている。長野県らしい観光コンテンツの充実、観光客の受け入れ環境整備、さらには観光振興対策の充実。やはり目に見える形で成果を出していくことが重要である」
このほか、税の徴収を担う宿泊事業者の負担を減らすための支援を行う考えもを示しました。
宿泊税の条例案提出は2月県議会を目指すとしています。
県議会の一般質問は12月6日まで行われます。
最終更新日:2024年12月4日 9:34