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高校生×製造業 写真部の高校生が奮闘 若いセンスで製造業をPR

2024年8月21日 18:09
高校生×製造業 写真部の高校生が奮闘 若いセンスで製造業をPR

高校生と製造業のコラボです。須坂市の工場で21日、写真部に所属する地元の高校生たちが撮影会を行いました。若いセンスが製造業のPRを担います。

カメラのフレームにおさめられたのは…精密板金を加工する現場。シャッターを押すのは高校生たちです。

この撮影会は、写真を通じて地元で盛んな製造業を多くの人に知ってもらおうと須坂市が企画したもので今年で2年目を迎えます。参加したのは須坂高校写真部の高校生7人です。

普段の主な活動は学校行事の記録で、月に一度、部内でコンテストを行っていますがこうした企業を訪問しての撮影は貴重な体験です。

高校生は
「将来について考えることができる場だと思いますしネットで調べたりするよりもちゃんと身を持って体感できるのですごく良く知れることができました」

今回の舞台になったのは精密板金を扱う「伸商機工」。従業員はおよそ30人。

少子高齢化の影響を受け働き手の確保が課題だといいます。

従業員は
「いま製造業っていうもの自体が簡単に言ってしまうと認知がないといいますかそういう部分も非常に感じていますのでとてもありがたく思っております」

半導体や医療機器などに使われる部品をつくる精密な板金加工の現場。その瞬間が高校生たちの感性で切り取られていきます。

撮影した写真を見せてもらうと…

高校生
「機械が主役じゃなくて働いている方たちを主役に撮れればいいなと思ってとってました」

高校生
「溶接しているところが撮りやすかったです。自分の知らないところでも作業をしている人がいるっていうのをしってもらえたらいいなと思います」

撮影会は、10月にも別の企業で予定されています。作品は、秋に須坂市内で展示され、投票によって賞が決められるということです。

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