従来の健康保険証の新規発行が終了 「マイナ保険証」に移行へ 長野県のマイナ保険証の利用率は14.3%定着は…
2日から従来の健康保険証の新規発行が終わり、「マイナ保険証」の利用を基本とする仕組みに移行されます。利用率が低調な「マイナ保険証」。今後、定着していくのでしょうか…。
1日、長野市青木島の青木島ショッピングパーク内に設けられたマイナンバーカードセンター。マイナンバーカードの申請や更新などの手続きのほか、健康保険証を「マイナ保険証」に一本化することもできるということです。
国によりますと、長野県でマイナンバーカードを持っている人は74.2パーセント。ところが、マイナ保険証の利用率は14.3パーセントにとどまっています。2日から従来の健康保険証は原則廃止されますが、今後、有効期限まで最長1年間は使用できます。マイナンバーカードを持っていない人や、「マイナ保険証」としての登録をしていない人には、これまでの保険証の有効期限が切れる前に、順次「資格確認書」が届くため、医療機関を受診する際などはそれを持参する必要があります。
「マイナ保険証」を使う際、本人が同意すれば医師はその患者の病歴や処方された薬など過去の医療情報を見ることができます。
街の人は…。
40代会社員女性
「もう使っています。便利ですし、そのまま(カードリーダーに)置くだけでいいので。娘も一緒に作って使っています」
自営業80代女性
「11月の初めに(マイナンバーカードの)申請したけど、なかなか通知が来ないので市役所に聞きに行ってきた。いろんなことが難しい。年寄は申請したナンバーとか忘れちゃう。だから大変困ります」
無職60代男性
「使う気かがないマイナンバーカード自身信用していない」
「マイナ保険証」について林官房長官は「メリットや利用方法について周知、広報を行い利用促進を図っていく」としています。