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「父を近くに感じられるところに足を運べた」 御嶽山噴火災害10年を前に父を亡くした息子が初めての慰霊登山 噴火発生時刻に頂上で黙とう【長野】

2024年7月28日 20:18
「父を近くに感じられるところに足を運べた」 御嶽山噴火災害10年を前に父を亡くした息子が初めての慰霊登山 噴火発生時刻に頂上で黙とう【長野】

死者58人、行方不明者5人を出した戦後最悪の火山災害となった御嶽山の噴火から今年9月で10年となるのを前に28日、遺族などが慰霊登山を行いました。

慰霊登山を行ったのは、山びこの会の8組13人の遺族や行方不明者家族です。
雲に覆われた御嶽山の山頂・剣ケ峰では、噴火発生時刻の午前11時52分に合わせて黙とうが捧げられました。
噴火災害から10年となる今年、初めて御嶽山に登ったのは父を亡くした兄弟です。

松井登輝也さん
「父を近くに感じられるというところに足を運べたのがすごく良かった」

58人が亡くなり、5人が行方不明となっている御嶽山噴火災害は、9月27日で発生から10年を迎えます。

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