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東日本大震災の発生から14年 震災の教訓や被災地の思いつなぐ集い 非常食を体験する訓練も…

2025年3月11日 15:44
東日本大震災の発生から14年 震災の教訓や被災地の思いつなぐ集い 非常食を体験する訓練も…

1万5000人以上が亡くなった東日本大震災の発生から11日で14年です。

上田市の社会福祉法人では、震災の教訓や被災地の思いをつなぐ集いが開かれました。

企画したのは、上田市で障がい者の支援施設などを運営する「まるこ福祉会」で、施設利用者のほか、地域の住民 合わせておよそ150人が集まりました。

この集いは、被災者やボランティアの話を聞き、命や支え合いの大切さついて見つめ直す機会にしようと開かれていて、今年で8回目です。

今年は、被災した宮城県出身で長野大学3年の浅野奨多さんが実際に現地で取材した被災地の様子を交え日頃の備えの大切さを訴えました。

また、非常食を体験する訓練では、缶詰を開ける際、障がいのある人をほかの人が助ける姿も見られました。

まるこ福祉会小室邦夫 理事
「自分の命はしっかり自分で守る、 大切な人の命を守るということを障がい者施設の私たちだけでなくて、一番先端で考えている高校生・大学生の企画の力や、お世話になっている地域住民と共に考えていきたい」

最終更新日:2025年3月11日 15:50
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