現代アートイベント「北アルプス国際芸術祭」開幕 地域の特色を生かしたアートを作成し展示
大町市を舞台に3年に一度開かれる現代アートイベント「北アルプス国際芸術祭」が13日から始まりました。
13日から始まった北アルプス国際芸術祭。このイベントは3年に1度大町市を舞台に国内外のアーティストが地域の特色を生かしたアートを作成し展示するものです。
牛越 徹 大町市長
「大町の雄大な自然や豊かで清冽な水そして歴史や食文化など質の高いアートとともに全身で体感いただくことを心から期待しています」
芸術祭のコンセプトは「水・木・土・空」。
今回は5つのエリアに分けて36組のアーティストが37の作品を展示しています。
髙山昌水ディレクター
「普段市民が使っている公民館が竹で覆われています」
こちらの作品は「竹の波」。台湾出身のアーティストヨウ・ウェンフーさんが手がけました。
作品に使われた竹は4月に地元で伐採したもので、公民館をぐるりと囲むように編んだ空間演出となっています。
埼玉県から
「大町市の自然の中で映える作品が多いので毎回来ているんですけれどそれがいいなと思って、美味しいくだものとかもあるのでそういうのも楽しめたらと思って」
このほかにも廃校になった旧大町北高校の校舎を使った展示やこどもたちも遊べる芸術作品もあります。
北アルプス国際芸術祭は11月4日まで開催されます。