飯山駅前のホテル建設はどうなるのでしょうか。

飯山市の江沢岸生市長は3日会見を開き、ホテル建設の現状について12月に住民説明会を開き市民に直接説明する考えを示しました。

江沢市長
「市民にもきちんと話す機会がなかったので単に説明するだけでなくご質問をいただいて市民の方に問題の内容を理解していただきたい」

飯山市の江沢岸生市長は３日の会見で飯山駅前のホテル建設について12月14日に住民説明会を2回に分けて開く考えを示しました。

市長が自ら現状について説明する予定です。

駅前の市有地のホテル建設を巡っては市が3年前、「飯山ホテル」に上限5億円の補助金を交付する方針を表明していましたがその後に当選した江沢市長が方針を転換しました。

そして「飯山ホテル」は先月市の対応によって事業が遅れているなどとして、市に対し、これまでにかかった設計関連費用などおよそ8200万円の損害賠償を求め、長野地裁に訴えを起こしています。

市は「訴状が届き次第内容を確認し、今後の対応を検討する」としています。

江沢市長
「両様の意見あるが、状況が分からない、どうなっているのかというのが市民の声として多い。それに対してきちんと答えていきたい。訴訟は訴訟として粛々と法律論の戦いなのでそれを進める一方で何とか貴重な市民の市有地を市民の方にも理解いただき、ホテルも議会にも含めて落着点を見出したいと」