真夏のような暑さが続いていますが実りの秋も訪れています。長野市の市場では出荷の最盛期を迎えたブドウをアピールしようとトップセールスが行われました。

おいしそうに色づいたナガノパープルやシャインマスカット、そしてクイーンルージュ。どれも、皮ごと食べられる人気の品種です。

13日朝、長野市の青果市場では長野市の荻原健司市長やJAグリーン長野の組合長などが、露地物のブドウを市場関係者にアピールしました。

荻原健司　長野市長
「皮がはちきれんばかりのパンパンさ加減　ご覧ください。実がいっぱいつまっています」

長野市の南部で生産された露地物のブドウは８月25日からのナガノパープルを皮切りにいまが出荷のピークです。

猛暑の影響で生育が心配されたものの、甘味や香り、色づきなど例年並みの出来に仕上がったということです。

JAグリーン長野農業協同組合安藤猛 常務理事
「雨も順調にもらっていまして玉の張りもいいですし、きのうも33度になっていますけど夜が下がるんですよ、ということは糖度が増すんですね。シャインマスカットは全国的に増えていますけどやはり味のいい長野の北信のブドウということでぜひみなさんに召し上がっていただきたい」

信州産のシャインマスカットは人気も高く市場価格は平年並みに推移しているということです。

JAグリーン長野では10月下旬までにおよそ20品種、あわせて750トンほどの出荷を見込んでいます。