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千曲川の堤防決壊から5年 犠牲者を悼み黙とう「明るく前向きな地域に」【長野・長野市】

2024年10月13日 19:36
千曲川の堤防決壊から5年 犠牲者を悼み黙とう「明るく前向きな地域に」【長野・長野市】
台風19号災害で長野市の千曲川の堤防が決壊してから13日で5年です。浸水被害を受けた長野市の長沼地区では、犠牲になった人たちを悼み地元住民たちが黙とうを捧げました。

5年前の台風19号災害で長野市では災害関連死を含めて18人が亡くなり、約4300棟の住宅が被害を受けました。

長沼地区住民自治協議会 松原秀司会長
「あの日のことをどうしても振り返ってしまうので、明るく、楽しく、前向きな地域にできたらいいなと思っています」

一方、長野市の豊野地区では被災者など約80人が集まり「台風災害を伝える」をテーマに当時の状況を話しました。

自宅が被災した倉田圭司さん
「そこから見えた景色は辺り一面に泥水が押し寄せ、変わり果ててしまったまちの姿でした」

また、地元の豊野中学校の生徒たちが災害を通して学んだことや、今後のまちづくりなどについて発表しました。
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