オーバーツーリズムの解消なるか 白馬村で専用のアプリを使ったタクシーの配車サービス「Uber Taxi」導入 言葉の壁クリア 業績アップも期待
冬の観光客増加に向けて、北安曇郡・白馬村でアプリを使ったタクシーの配車サービスが導入されることになり27日、セレモニーが開かれました。
白馬村とタクシーの配車サービスを手掛けるUber Japanは、27日、村内のオーバーツーリズムの解消を目的とした包括連携協定を結びました。
これにより、12月1日から村内で営業するタクシー事業者5社で専用のアプリを使った配車サービス「Uber Taxi」が導入されます。
県内の自治体で導入されるのは北佐久郡・軽井沢町に次いで2例目です。
近年、冬の観光客数が増えている白馬村。
中でも、外国人観光客のスキー場利用率が前のシーズンと比べて256%増えていて、村内の交通手段の確保が課題となっていました。
27日は白馬村の観光大使を務める上村愛子さんが配車を体験。
アプリで乗車場所を指定すると待ち時間やタクシーの位置が表示。
タクシー側にとっても言葉の壁がクリアされ、業績アップも期待されています。
Uber Taxiは来月1日から来年3月末まで白馬村の主要エリアと北安曇郡小谷村や大町市の一部地域で利用できるということです。