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「子どもの声がうるさい」住民の苦情で廃止の公園 多くの住民が知らないまま廃止へ…事務手続きに問題は…外部委員検討委員会「市の対応が不十分だった」と指摘

2024年8月29日 19:44
「子どもの声がうるさい」住民の苦情で廃止の公園 多くの住民が知らないまま廃止へ…事務手続きに問題は…外部委員検討委員会「市の対応が不十分だった」と指摘

住民からの苦情がきっかけで去年4月に廃止された長野市の青木島遊園地。
29日、事務手続きの在り方を検討する外部委員検討委員会は、「市の対応が不十分だった」と指摘しました。

29日、長野市役所で開かれた外部委員検討委員会。外部委員3人から市の職員4人に検討結果の案が伝えられました。

去年4月に廃止された長野市の青木島遊園地を巡っては、「子どもの声がうるさい」などの苦情がきっかけで、多くの地元住民が知らないまま廃止の手続きが進みました。

この事務手続きに関して、外部委員が案の中で示したのは、次の4つのステージでの問題点です。

①遊園地の設置
②遊園地の要望に対する対応
③遊園地愛護会への対応
④公園緑地課による廃止決定

外部委員は、それぞれのステージで市の対応が不十分だったとした上で、「ルールが曖昧で明確化されていなかった」と指摘しました。

長野市総務課 望月徹 課長
「今回の外部委員の指摘は的確であり、私どもにとっても非常に大切なご指摘をいただいたと思っています。ルールがなかったことが原因でこういったいろんな問題が生じたというところにございますので、今後、このルール、それから明文化、それから作ったルールはできるだけ公開していく、そういったことを私ども検討してまいりたいと思っています」

次の会議は10月に開かれる予定です。

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