【再起へ】大船渡山林火災1か月 被災の水産会社クラウドファンディングで支援募集開始
再起に向け、自ら動き始めました。今回の山林火災でおよそ5億円の被害が出た水産会社が、26日からクラウドファンディングで支援の募集を始めました。
北日本水産 古川季宏社長
「前回(震災後)の借金も払いつつ、さらに重ねて今回、被災。単に今回(の被害)だけではない」「自力再建は限りなく厳しい状況。しかしながら、もう1度立ち上がりたいと、社員一同強く願っている」
26日、クラウドファンディングによる支援の募集を始めたのは、大船渡市の北日本水産です。
(2月25日・被災前)
「動いている」「生きていますよね」
北日本水産は、山林火災で大きな被害が出た綾里地区でおよそ40年にわたり、アワビの陸上養殖を行ってきました。
2011年には東日本大震災の津波で養殖施設が全壊。さらに施設を再建し、売り上げが震災前の水準に回復した矢先の先月、今度は山林火災で避難を余儀なくされました。
今回の火災では、社屋は無事でしたが、海水を海からくみ上げるための送水管などが焼失。
250万個のアワビも停電の影響で窒息してほぼ全滅となり、被害額は5億円から6億円と推定されています。
施設の修復が必要なほか、アワビの養殖には最低でも3年かかります。手持ちの資金も半年ほどで枯渇するため、クラウドファンディングで支援を呼びかけることにしました。
古川季宏 社長
「自力での再建は厳しい状況なので、我々の思いを理解していただき、寄付していただけると非常にありがたい」
震災と山林火災、2度、大災害に遭いながらも再起を誓う北日本水産。
クラウドファンディングは目標金額5000万円で、6月24日まで90日間、一口1000円から支援を募り、集まった資金は送水管の修繕や養殖再開に活用したいということです。
北日本水産 古川季宏社長
「前回(震災後)の借金も払いつつ、さらに重ねて今回、被災。単に今回(の被害)だけではない」「自力再建は限りなく厳しい状況。しかしながら、もう1度立ち上がりたいと、社員一同強く願っている」
26日、クラウドファンディングによる支援の募集を始めたのは、大船渡市の北日本水産です。
(2月25日・被災前)
「動いている」「生きていますよね」
北日本水産は、山林火災で大きな被害が出た綾里地区でおよそ40年にわたり、アワビの陸上養殖を行ってきました。
2011年には東日本大震災の津波で養殖施設が全壊。さらに施設を再建し、売り上げが震災前の水準に回復した矢先の先月、今度は山林火災で避難を余儀なくされました。
今回の火災では、社屋は無事でしたが、海水を海からくみ上げるための送水管などが焼失。
250万個のアワビも停電の影響で窒息してほぼ全滅となり、被害額は5億円から6億円と推定されています。
施設の修復が必要なほか、アワビの養殖には最低でも3年かかります。手持ちの資金も半年ほどで枯渇するため、クラウドファンディングで支援を呼びかけることにしました。
古川季宏 社長
「自力での再建は厳しい状況なので、我々の思いを理解していただき、寄付していただけると非常にありがたい」
震災と山林火災、2度、大災害に遭いながらも再起を誓う北日本水産。
クラウドファンディングは目標金額5000万円で、6月24日まで90日間、一口1000円から支援を募り、集まった資金は送水管の修繕や養殖再開に活用したいということです。
最終更新日:2025年3月26日 9:55