【早めに冬用タイヤに交換を】岩手県警がドライバーに事故防止呼びかけ
本格的な冬の到来を前に、八幡平市の東北自動車道西根インターチェンジで7日、警察がドライバーに事故防止を呼びかけました。
西根インターチェンジより北の高速道路や一般道路は雪が多く積もり、急カーブも多いことから県警の高速道路交通警察隊と岩手警察署は去年からこの時期に冬の事故防止を呼びかける活動をしています。
警察官
「早めの冬タイヤの交換をよろしくお願いします」
7日は、警察官10人がチラシを配りながら早めの冬用タイヤへの交換や車間距離を十分とることなどを呼びかけました。
岩手県内では、去年12月からことし3月までに雪道や凍結路面でスリップした事故が51件発生しました。また、全体では469件の交通事故が発生し、9人が亡くなりました。
県警高速道路交通警察隊 浅野渉西根分隊長
「時間や日程に余裕をもつ車間距離を十分とる。気持ちが急ぐことにより事故が起きるので心にゆとりをもって安全運転をお願いしたい」
国土交通省岩手河川国道事務所が県内2か所で行った調査によりますと、冬用タイヤの装着率は6日時点で27.3パーセントとなっています。警察は早めのタイヤ交換を呼びかけています。