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【宮沢賢治も学んだ?】「盛岡高等農林学校」で使用100年以上前の林業の教材模型展示 岩手大学

2024年7月18日 19:08
【宮沢賢治も学んだ?】「盛岡高等農林学校」で使用100年以上前の林業の教材模型展示 岩手大学

宮沢賢治も、この教材で学んだのでしょうか。岩手大学で、林業の教材として100年以上前に使われていた模型が展示・公開されています。

この展示会は、岩手大学が休館中のミュージアムの収蔵資料を見てもらおうと開いています。100年以上前、農学部の前身で宮沢賢治が在籍した「盛岡高等農林学校」で林業の教材として使われていた模型など、23点が展示されています。

こちらは、森林で切った木を運んでいた森林鉄道の模型です。日本では明治時代末期に青森県で初めて敷かれたもので、岩手では雫石町などで活躍していました。

ゆるやかな弧を描く、木造の「たいこ橋」は、明治から大正の盛岡で見られました。こうした木の建築を学ぶことで当時の人たちが暮らしや文明を発展させようとしていたことが伺えます。

岩手大学学術情報課 庭田昌紀さん
「(当時の学校が)色んな教材とかそろえて岩手県、東北の農業の振興のために力を注いでいたんだろうなと思います」「(宮沢)賢治さんも多分その教材で勉強されたんだろうなと思いますし」

この展示会は9月30日までで、入場は無料です。

    テレビ岩手のニュース