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【盛岡市新庁舎】「内丸」決定後初の審議会で議論 県庁舎は今年度中に方向性

2024年6月28日 17:30
【盛岡市新庁舎】「内丸」決定後初の審議会で議論 県庁舎は今年度中に方向性

 岩手県の盛岡市役所の新しい庁舎について、有識者などでつくる審議会が5月、整備エリアに「内丸」を選びましたが、28日の会合で、基本構想案について意見を交わしました。一方、同じく老朽化している内丸の県庁舎について、県は今年度中に方向性を取りまとめることにしています。

 新しい市庁舎の整備エリアに内丸を選んだ後初めてとなる28日の審議会では、盛岡市に答申する「基本構想案」の内容について意見を交わしました。

 委員は大きな課題となる用地の交渉や移転にかかる補償費について協議したほか、同じく老朽化している県庁舎についての意見も出ました。

 盛岡市新市庁舎整備審議会 倉原 宗孝会長
「市庁舎、県庁舎もだが、同様に時期的に古くなった建物もありますし、建物あるいは地区エリアのいろいろな要素全体を考えていくことが現実的に求められてきている」

 基本構想案は、次回、7月31日の審議会で最終決定し、8月上旬に市に答申する予定で、市は年内にエリアを決定し、2039年度の供用開始を目指します。

 また、岩手県の庁舎について、県は今年度中に、建て替えか改修か、建て替える場合にはどこに整備するのかなどの方向性を取りまとめるとしていて、有識者懇談会では、「官公庁を同じエリアに集約すべき」という意見が多いということです。

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