スタジオジブリの多くの作品で美術監督を務めた武重洋二さんのワークショップが20日、花巻市で開かれました。

　このワークショップは、花巻市博物館で開かれている「アニメージュとジブリ展」の開幕を記念して企画されたもので、花巻市内の小学生など17人が参加しました。講師を務めた武重洋二さんは、「となりのトトロ」や2023年公開された「君たちはどう生きるか」など、数多くのジブリ作品に携わりました。子どもたちは平らな筆や丸い筆などを場面によって使い分けること、筆の細かい動きで立体感を出すことなどプロの技を学びました。

（参加した中学生） 「ふだん使わない技術を教えてもらってとても楽しかったです」

武重さんは「絵の具で遊ぶことをもっと楽しんでもらえたら」と話し、子どもたちが筆を動かす様子を見守っていました。