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復旧作業は夕方までかかる見込み…運転再開見通し立たず 東海道新幹線

2024年7月22日 10:15
復旧作業は夕方までかかる見込み…運転再開見通し立たず 東海道新幹線

東海道新幹線は愛知県内で未明に発生した保守作業用の車両の衝突事故の影響で始発から浜松と名古屋の間で運転を見合わせています。JR東海は復旧作業が夕方までかかる見込みで、運転再開の見通しが立っていないと発表しました。

JR東海によりますと22日午前3時半ごろ、東海道新幹線の豊橋駅と三河安城駅の間で保守作業用の車両2台が衝突し2台とも脱線しました。

この事故で作業員1人がケガをし病院に搬送されましたが、意識はあり軽傷だということです。

衝突の原因は現在、確認中だということです。

午前9時半現在、浜松駅と名古屋の間の上下線で運転を見合わせています。衝突した車両は自力で走行することができず、搬出作業などが必要なことから復旧作業は夕方まで続く見込みで、運転再開の見通しは立っていないということです。

東海道新幹線では東京駅と浜松駅の間でこだまが運行しているほか、名古屋駅と新大阪駅の間では、上りが新大阪始発のひかり・こだまが全て各駅に停車して、行き先を名古屋までにして運行しているほか、下りは名古屋始発の列車が新大阪まで運行しています。

一方、JR西日本によりますと、山陽新幹線は東海道新幹線との直通運転を中止し、全て新大阪発着にしているということです。