岩手県 未利用木材などで作る「バイオ炭」活用へ 産学官連携し協議会創立
脱炭素効果のある「バイオ炭」の活用拡大に向け、岩手県は10日、産学官でつくる協議会を設立しました。
「岩手県バイオ炭活用協議会」は、岩手県と県内の民間企業、農家、大学などの産学官あわせて8つの機関で構成されています。
「バイオ炭」とは、使われない木材などを炭にしたもので二酸化炭素の排出量が少ないことなどからエコな肥料として注目されています。
10日の設立総会には構成団体から36人が出席し、これまで行った実証実験の取組状況などが報告されました。
今後は販売につなげるため、小売店などと連携を図りたい考えです。
協議会は、11日実際に「バイオ炭」を使っている岩手町の農場や畜産場を視察する予定です。