【情熱】陸上・競歩 元五輪選手 高橋英輝さん 初担任に
競歩の元オリンピック選手、花巻市出身の高橋英輝さんが勤める岩手県九戸村の小学校で始業式が行われました。
22日から初めて担任を務める高橋先生を山口記者が取材しました。
九戸村立長興寺小学校では22日、始業式が行われ、夏休みを終えた全校児童30人が元気な姿を見せました。
山口知己記者
「2年生の教室では夏休みの振り返りが行われています。22日から担任になったのは、高橋英輝さんです」
リオ、東京と2度のオリンピックを経験している高橋英輝さんは、6月の引退後、長興寺小学校に赴任しました。
担任を務めるのは22日が初めてです。
高橋英輝先生
「担任初日でとても緊張していたが子どもたちの笑顔を見て安心したし、元気が出た。毎日、子どもたちから色んなことを学んだり、『きょうはああすればよかった、こうすればよかった」という毎日でとても刺激的だし、日々、成長していきたい」約24秒
2年生の教室では、夏休みを振り返り、児童たちが作った夏休みの工作を発表しました。
(Q、夏休み中楽しかったことは?)
男子児童
「学校でお泊りした」
女子児童
「花火とかスイカ割りとか」
Q、英輝先生はどんな先生?
男子児童
「優しくて運動もうまい」
「足が速い先生」
先生になってもオリンピアンのすごさは健在です。
子どもたちと鬼ごっこをして汗を流しました。
高橋英輝先生
「鬼ごっこで競歩で追いかけたりしているので、そこで(競技人生が)生きている。毎日、自然豊かな環境でチャレンジする瞬間がたくさんあるので、一緒にチャレンジしていきたい。子どもたちに楽しく学校にきてもらうことが目標です!」
どんな時もひたすら歩みを進めたオリンピアンは、第二の人生でもその情熱を子どもたちに注ぎます。