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【恒例】根浜海岸で「オープンウォータースイミング」 「トライアスロン」復活望む声も 岩手県釜石市

2024年8月7日 16:31
【恒例】根浜海岸で「オープンウォータースイミング」 「トライアスロン」復活望む声も 岩手県釜石市

 岩手県釜石市で夏の恒例となった「オープンウォータースイミング」の大会が行われ、全国から大勢のスイマーが参加しました。

 釜石支局柳田記者の取材です。

 8月4日に釜石市の根浜海岸で行われた「釜石オープンウォータースイミング2024」。

 オープンウォータースイミングは自然の水域でタイムを競う長距離水泳で、2016年の「いわて国体」で根浜海岸が会場となったことがきっかけで翌年から地域主導でこの大会が開催されています。

 今年も全国各地から小学3年生から80代までの267人が参加し、500メートルから5キロまでの各部門でタイムを競いました。

 5キロの部の男女上位3名は9月、千葉県で行われる日本選手権の出場権が与えられるため、参加者は真夏の日差しのもと、熱い泳ぎを見せていました。

 最高齢 岡本鉄雄さん(83)
「最高でしたね。波もないしね。(前回は)うまくいかなくてやっとリベンジした感じ」

 小林美和子さん
「本当にアットホームな感じで和気あいあいでとっても楽しい大会です」

恒例のイベントとして定着した「オープンウォータースイミング」ですが、もうひとつ、根浜海岸で行われる大会として有名なのが「釜石はまゆりトライアスロン国際大会」で、2019年の開催を最後に行われていません。

 25回の歴史を持ち、再開が期待されていますが、コロナの影響で中止が続き、会員数が減少するなど様々な要因が重なり、再開にはいたっていません。

 釜石トライアスロン協会佐々木聡事務局長
「民間主導でやってるものですから、協会のマンパワーが減少した。大会再開に向けて協会としても練習会を開催して会員数を伸ばしていく方向で頑張っていました」
 
 根浜海岸で開催される夏の恒例のスポーツイベント、「オープンウォータースイミング」、そして「トライアスロン」。

 この2つの競技が開催される夏が来ることを期待します。

    テレビ岩手のニュース