【万博で震災コーナー設置へ 陸前高田でアピール】岩手
大阪・関西万博の開催まで、残りおよそ2か月です。
万博では東日本大震災を伝えるコーナーも設けられますが、被災地の陸前高田市で万博をアピールするイベントが開かれました。
今井絵理子 復興大臣政務官
「大変なことを乗り越えた陸前高田のみなさんの姿を世界中のみなさんにお届けできるように、少しでもお役に立てたらいいなと思っている」
復興庁は大阪・関西万博で5月19日から6日間、「つむぎ、つづける。Build Back Better」をテーマに、東日本大震災の被害や復興の様子を展示物などで世界に発信します。
11日は、その展示まで100日をきったことから、陸前高田市でイベントが行われ、今井絵理子復興大臣政務官も参加しました。
イベントでは、万博でもパネル展示される県内の「Cava缶」や洋野のウニを使った学生が考えたグルメレシピが紹介されました。
児玉泰明 復興庁参事官
「復興の状況・課題も様々残っているが、東日本大震災という不幸な被害を機に、震災前よりもさらによい未来像を目指している復興の姿をお見せできれば」
万博の会場の入り口には、被災地へのメッセージを伝える奇跡の一本松がデジタルで映し出される予定です。