盛岡市 景観条例見直しへ 高さ15メートル以上の建築物など住民説明会義務化 岩手県
岩手県盛岡市が景観条例を見直す方針を示しました。
景観に配慮が必要な場所で高さ15メートル以上の建物を建てる場合などに住民説明会を義務化するなど新たなルールを加える方針です。
これは10日の盛岡市議会全員協議会で示されました。
盛岡市の紺屋町では、酒蔵の跡地に高層マンションが建設されていることに伴い、市民から景観を守るよう要望が出されており、市がそれを踏まえて景観条例を見直すことにしたものです。
改正案は、岩手公園周辺の地域や北山地区、河南地区が対象エリアで、高さが15メートルを超える建物を建てる場合などには、120日前に事業者と市が景観形成について協議を始めることや、住民説明会開催の義務化など、新たなルールを加える方針です。
市は再来年度4月の条例改正を目指しています。
最終更新日:2025年2月10日 18:32