交通事故相次ぐ 北上・遠野では運転席の2人死亡確認 盛岡では自転車の男性死亡 岩手
岩手県内では、26日午後から27日未明にかけて遠野市や北上市の市道で交通事故が相次ぎ、運転席にいた2人の死亡が確認されました。また、盛岡市では自転車に乗っていた男性が乗用車に追突され亡くなりました。
警察によりますと、27日午前4時前、北上市さくら通りの市道沿いの電信柱に、乗用車が衝突しているのが見つかりました。
運転席にいた近くの会社員山田貢さん49歳は意識がないまま病院に搬送されましたが、その後死亡が確認されました。
警察は、山田さんの乗用車が走行していた市道を外れ、左側にあった電信柱に衝突したと見ていて、消防によりますと、山田さんには目立った外傷はなかったということです。このため警察は、事故と病気による死亡の両面で原因を調べています。
一方、警察などによりますと、遠野市松崎町の市道では、26日午後3時半ごろ、軽乗用車が進路左側のガードレールに衝突しているのが見つかりました。
軽乗用車を運転していた遠野市下組町の業務補助員・佐々木栄子さん60歳が意識のある状態で市内の病院に運ばれましたが、およそ3時間半後に死亡が確認されました。消防によりますと、佐々木さんは、顔から出血があったということです。
警察は、佐々木さんの軽乗用車が走行していた市道を外れ、左側にあったガードレールに衝突したと見ていて、事故と病気による死亡の両面で原因を調べています。
また、27日午前10時ごろには、盛岡市みたけで市道を走っていた乗用車が対向車線を横切り、歩道を走行中の自転車に衝突する事故があり、自転車に乗っていた盛岡市厨川の無職、小石川實さん74歳が亡くなりました。