衆議院選挙と参議院岩手選挙区補欠選挙の投開票が28日、行われ、岩手県では立憲民主党が3つの議席、自民党がひとつの議席を獲得しました。

　まず衆議員選挙の結果です。

　小選挙区の岩手1区は立憲民主党の前職、階猛さんが9万4409票を獲得し、7回連続の当選を果たしました。

　一夜あけた28日、事務所に現れた階さんは新聞に目を通すと、政権交代を見据えた意欲を語りました。

　階猛氏
「多くのご支持をいただいたので、有権者の皆様にほんとに感謝したいと思います。(岩手で)深刻化している働き手不足の問題などを中心に、国としてできることはなんでもやるという立場で臨んでいきたいと思います」

　次に岩手2区です。
　
　自民党の鈴木俊一さんが11万5774票で11回目の当選です。

　全国的な逆風が吹く中、県内ではただ一人、自民党の議席を守りました。

　岩手3区では、立憲民主党の小沢一郎さんが自民党の藤原崇さんに3万票あまりの差をつけて前回の雪辱を果たしました。

　そして、参議院岩手選挙区の補欠選挙は立憲民主党・元職の木戸口英司さんが議席を取り戻しました。

　木戸口英司さん
「岩手の政治を立て直していくこと信頼の政治をしっかり打ち立てていくこと課題解決に向けてしっかり取り組んでいく」

　投票率は衆議院選挙が55.55パーセントで前回より4.83ポイント下がり、参院補選が55.54パーセントで前回からほぼ横ばいでした。