利用客の増加が見込まれる年末年始を前に確認です。宮古市の観光船でこの時期恒例の安全点検が行われました。

　安全点検は、利用客の増加が見込まれる年末年始を前に、国土交通省岩手運輸支局と、宮古海上保安署の職員が毎年行っています。

　午前中の田野畑村の北山崎断崖クルーズ観光船に続き、午後には宮古市の観光船「宮古うみねこ丸」で、安全装備の収納状況や運航基準をチェックするなどして、安全を確認しました。

　また、今回の点検では、津波発生時の乗客の誘導訓練が初めて行われ、乗船客を安全に高台へ誘導するためのルートを確認していざという時の対応を確かめました。

岩手運輸支局　菊地隆 次長
「これから年末年始に向けまして、お客さんとかかなり増える時期になりますので、安全管理規定等決まった手順がございますので、こちらに沿ってきちんと適切に安全運航していただければと思います」

　12日に点検が行われた田野畑村と宮古市の観光船は、来年元旦の「初日の出クルーズ」を予定しています。