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処分不服として盛岡誠桜・校長が仲裁申し立て

2024年6月28日 17:32
処分不服として盛岡誠桜・校長が仲裁申し立て

 岩手県の盛岡誠桜高校の校長が28日、記者会見を開きました。

 日本学生野球協会が下した処分などを不服として仲裁の申し立てを行ったことを明らかにしました。

 附田(つくた)政登校長
「厳重注意や処分については、すべての項目について処分を撤回してくれというのが私たちの主張です」

 盛岡誠桜高校野球部をめぐっては、去年8月、部員の飲酒や指導者による暴言の情報が県高野連に寄せられたことをきっかけに、日本学生野球協会から校長や監督らに謹慎処分が出された後、6月21日には、当時の副部長に無期謹慎、監督には2年間の謹慎延長の処分が下されました。

 28日の会見で、附田校長は一連の処分について「報告書に不祥事にあたる内容はない。事実無根」だとして日本スポーツ仲裁機構に27日、仲裁の申し立てを行ったと明らかにしました。

 一方、処分を行った日本学生野球協会と日本高野連はテレビ岩手の取材に対し「報告書に不祥事にあたる内容があり、事実に基づいて対応した」と話しています。

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