病院6階の外壁が崩れ落ち地面のブロック塀が波打つ被害 入院患者40人は別病棟に避難
テレビ宮崎
最大震度6弱を観測した日南市では、病院の外壁が崩れる被害がありました。
宮崎県日南市、国道220号線沿いの病院に来ています。この場所では建物の6階の外壁が地震の影響で崩れました。中の鉄骨部分がむき出しになっています。そして地震の影響でスプリンクラーの誤作動も確認されています。
現在は復旧に向けた準備が進められています。外壁が崩れた場所の反対側は地面に敷き詰められたブロック塀がずれてしまい、波を打っています。
さらに進んでいきますと、今度はブロック塀が根元から倒れてしまっています。
さらにその先には建物の基礎の部分が見えてしまっています。
この病院によりますと、今回の事故によるけが人はいないということですが、外壁が崩れた病棟に入院をしていたおよそ40人は別の病棟に避難をしたということです。
日向灘では8日の地震以降、マグニチュード4レベルの地震が数回起こっています。引き続き、二次災害含め厳重に警戒が必要です。
各市町村によりますとこの地震で県内では宮崎市や日南市など5つの市で合わせて、9人がけがをしたといいます。