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テレビ宮崎

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ヘルメット被って裏山に 海辺の小学校で地震津波避難訓練

命を守る行動を身につけようと、日南市の沿岸部にある小学校で津波避難訓練が行われました。 訓練が行われたのは、海岸から約600メートルの場所にある日南市の大堂津小学校です。 津波発生の放送が入ると、児童たちは去年導入されたヘルメットを被り 校舎裏の標高10mの高台を目指しました。 大堂津小学校周辺は、南海トラフ巨大地震が発生した場合、最短14分で津波が押し寄せ5メートルから6メートルの浸水が想定されています。 児童たちは落ち着いて、高台につながる階段を上り、3分30秒で避難を完了しました。 (防災担当 河野厚代教諭) 「この前大きめの地震があったときに、子どもたちは私が言うよりも前に、机の下にぱっと隠れたんですよ」 「だから普段こうして練習をすることで、子どもたちも自分たちで行動できる」 「自分で自分の命を守ることが出来る力をつけさせていきたいと思っています」 学校では今後も抜き打ちで訓練をするなどして、児童たちに「命を守る行動」を身につけてもらいたいとしています。

日テレNEWS NNN

4月26日 20:05