交通事故を無くそうと宮崎市で交通安全の集いが開かれました。

集いは県民の交通安全への意識を高めようと梅田学園が開きおよそ200人が参加しました。
梅田学園の梅田條尾社長のあいさつの後宮崎南警察署交通課の中村英和課長が無理な横断の危険性などを呼びかけました。
この後　軽トラックにはねられ中学生だった息子を亡くした国富町の笹森義幸さんが遺族の思いを訴えました。

（笹森義幸さん）
「正直、火葬場に行った時の火葬ボタン、誰が押さなきゃいけないのかとずっと考えていた」
（参加者）
「他人事と思えずに、本当に今日は心にしみた」
「いいお話をされて感心した。涙が出た」
「常に気を付けて運転しないといけないと改めて思った」

今回のつどいは高齢者の事故防止をよびかけることも目的のひとつです。
警察によると、今年交通事故で亡くなった人の数は26人となっています。