【中継】地震に続いて台風… 避難所の天井が崩れ落ち収容人数が4分の1に 宮崎県日南市の避難所では
8月8日の地震で被害が出た宮崎県日南市。今回の台風の避難所となっている日南総合運動公園多目的体育館から中継でお伝えします。
日南市では午後3時ごろから雨、風ともに非常に激しい状態が断続的に続いています。こちらの避難所では、通常であれば1000人以上避難することができるアリーナがあるのですが、8月8日に発生した地震の影響で天井の一部が崩れ落ち、危険だということで今回は避難所として使用できなくなっています。
そのため廊下や空手道場などを活用して、なんとか250人程度は受け入れられる体制で避難所の運営が行われています。
現在、こちらの避難所には約30人が避難をしていて、お話をうかがうと、やはり地震から続いての台風という事で、「非常に怖い」という声や、地震で直接被害を受けたわけではないが、家が古いのでどこか痛んでいるかもしれない、念のため避難をしてきた」という声が聞かれました。
日南市内はブルーシートがかかったままの民家も多く、地震の爪痕が残る中での今回の台風10号です。いつも以上に、命を守るための最大級の警戒が必要です。