地元産のスギの廃材活用し木工教室 西川町の小学校 森林の役割など学ぶ
子どもたちに地元の木材に親しんでもらおうと山形県西川町の小学校で西村山地域名産の「西山杉」の廃材を活用した木工教室が開かれました。
この木工教室は子どもたちに森林の役割や木材の利用方法を知ってもらおうと西川町が県の「やまがた緑環境税」を活用して実施したものです。
6日は西川小学校の3年生24人が木を使った工作に挑戦しました。材料に使うのは西川小の校舎の一部にも使われている地元名産の「西山杉」の廃材です。
児童「いっぱいあるぞ木が。どれにしようかな」
児童「なんか全然思いつかない。思いつけ」
児童「船作ってる。これはミサイルの部分」
地元の大工から指導を受けながら子どもたちはのこぎりで木材を切ったり、金づちで釘を打ったりして思い思いに作品を組み立てていきました。
「これどうしたら立てられるんですか?これはなんともできないな。これはボンドだろう」
児童「滑り台を作っている。すごく難しくて細かい作業何回も繰り返してる。明日らへんに完成する可能性がある」
児童「これ完成したやつ。ワンちゃんです。想像しながら作るのが私は好きだから楽しかった」
児童「龍を作りました。これが顔。体の部分を作るのが難しかった」
児童「木で作った楽器です。こうやって音が出る。やってる途中に思いついた」
児童「木の色が違う色と混ざっている所があってきれいだと思った。大変だったけどのこぎりで切ったりして楽しかった」
木材に触れる楽しみを知った子どもたちは早速、次に作る木工作品の構想を膨らませていました。