酒田市の住宅街で住宅全焼 家主と孫の女性2人がやけど 「仏壇がある辺りが一番燃えていたみたい」
10日夜、酒田市の住宅街で火事があり、住宅1棟が全焼しました。この火事で、80代と20代の女性が腕やのどにやけどを負い病院に搬送されました。
近所の人は「外に出たら煙がバァーッと上がっていて火事だとすぐ分かった。バリバリと焼ける音がした。真ん中の方が玄関の手前が一番火が燃えていたので仏壇がある辺りが一番燃えていたみたいな感じがした」
10日午後9時10分ごろ酒田市大宮町3丁目の無職・斎藤忠子さん(81)の住宅から火が出ているとこの家の住人から119番通報がありました。警察や消防によりますと、火は、駆け付けた消防によっておよそ4時間後の11日午前1時すぎに消し止められましたが、木造一部2階建ての住宅1棟が全焼しました。斎藤さんは孫で26歳の女性と2人暮らしだということです。
出火当時、2人は在宅中で火事に気付いて外に逃げましたが、斎藤さんが手や足に、孫の女性がのどなどにそれぞれやけどを負い救急車で病院に搬送されました。現場は、酒田市の南東部に位置する住宅街です。警察と消防は、きょう、実況見分を行いました。引き続き、出火の原因などを調べています。