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より罪の重い加重収賄罪に切り替え起訴 高畠町職員と測量会社社長の贈収賄事件

2025年3月28日 8:26
より罪の重い加重収賄罪に切り替え起訴 高畠町職員と測量会社社長の贈収賄事件

高畠町職員の男らが逮捕された入札妨害事件で、職員の男が入札に関する情報を漏らす見返りに業者の男から金銭を受け取っていた加重収賄などの罪で28日起訴されました。

加重収賄などの罪で起訴されたのは高畠町建設課スマートIC・道路河川係長の小梁川守容疑者(49)、贈賄などの罪で起訴されたのは南陽市の測量会社・明光技研社長の高橋則雄容疑者(58)の2人です。
起訴状によりますと、高畠町が行った橋の補修設計に関する指名競争入札をめぐり、去年9月30日ごろから10月31日ごろまでの間、小梁川被告が入札の秘密事項である事業価格を教える見返りに高橋被告から現金合わせておよそ100万円を借り受けたものです。
この入札には4社が参加し、高橋被告の会社が1450万円で落札していました。
警察は当初、小梁川被告を公正な入札を妨害した疑いなどで逮捕し、その後、単純収賄の疑いで再逮捕・送検していましたが、山形地検は入札妨害と贈収賄が密接に結びつく行為だとしてより罪が重い加重収賄罪などで起訴しました。

最終更新日:2025年3月28日 10:39
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