山形・三川町90歳女性殺害事件で起訴の男が空き家からクレジットカードを盗んだ罪で追起訴
山形県三川町でことし9月、90歳の女性を殺害したとして起訴された28歳の男が、別の80代の男性が所有するクレジットカードなどを盗んだとして23日、窃盗などの罪で追起訴されました。
窃盗と邸宅侵入の罪で追起訴されたのは、三川町横川新田の無職・石川一馬容疑者(28)です。
起訴状によりますと、石川被告はことし3月中旬から5月6日までの間に町内の空き家に侵入し、80代の男性が所有するクレジットカードなど3点を盗んだとされています。
これまでに石川被告は、ことし9月に三川町横山の90歳の女性が殺害された事件で逮捕され、殺人と住居侵入の罪で起訴されています。
今回の窃盗事件は、殺人事件の捜査の過程で警察が石川被告の自宅から男性名義の通帳を押収したことから発覚しました。
捜査関係者によりますと、石川被告は窃盗の動機について「金に困っていた。自分が自由に使える金が欲しかった」などと供述しています。