山形県内で過去10年間で最大規模 南陽市の山火事 県が緊急連絡会議開催 注意呼びかけ
山形県内で大規模な林野火災が相次いでいることを受け県は7日、緊急の連絡会議を開きました。南陽市の山火事について、過去10年間で最も規模が大きいことが報告されました。
この会議は4月から5月にかけて高畠町や南陽市で大規模な山火事が相次いでいることを受け、県が警察など関係者を集め緊急に開催しました。
吉村知事「山菜取りのシーズンですが、山に入る際にはたばこの火の不始末などに十分注意してほしい。警報期間中、気を付けていただきたい」
また、現在も消火活動が続く南陽市宮内の山火事について、6日午後7時時点で焼失面積がおよそ137ヘクタールに及び、県内で過去10年間に発生した林野火災のうち、最も規模が大きいことが報告されました。
県防災くらし安心部小泉篤次長「ここ10年程度の近年においてはここまで大きい山火事はない状況。大規模な火災が起きないためにも県民の皆さんには注意してほしい」
県は5月11日まで「林野火災野火等多発警報」を延長し、たき火や野焼きは控え、屋外で火を使用する場合はその場を離れないように注意を呼びかけています。