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藤巻亮太さん20年ぶり凱旋ライブ 思い出の校舎に歌で別れ 母校・御坂中で在校生と 山梨県

2024年5月27日 19:20
藤巻亮太さん20年ぶり凱旋ライブ 思い出の校舎に歌で別れ  母校・御坂中で在校生と 山梨県

 老朽化に伴う校舎の建て替え工事が行われている笛吹市の御坂中学校で27日、校舎に感謝を伝えるお別れの会が開かれ、卒業生の藤巻亮太さんが20年ぶりに凱旋ライブを行いました。

 笛吹市・御坂中学校は校舎建設から58年が経過。

 老朽化に伴い現在、建て替え工事が進められています。

 27日は体育館で「校舎に感謝する会」が開かれ、全校生徒が参加しました。

 会では穴山直樹校長が「これまでお世話になった校舎に感謝する会にしてほしい」とあいさつ。

 特別ゲストとしての卒業生の藤巻亮太さんが招かれ、20年ぶりとなる凱旋ライブを行いました。

 ステージでは代表曲の「3月9日」のほか、御坂中の校舎から見た景色を歌詞にした「傘クラゲ」など3曲を披露。

 生徒たちは藤巻さんの曲に合わせ盛り上がりながら、校舎への感謝の気持ちを分かち合っていました。

御坂中生徒会長 森悠貴さん
「友だちとしゃべる時間とかすごく思い出がいっぱいある校舎なので、すごくさみしいです。先輩方の伝統を引き継ぎながら、より良い御坂中をつくっていきたい」

御坂中3年委員長 横山晴さん
「藤巻さんが直接、私たちにエールを送ってくださったので、そのエールをしっかりと受け止めてこれからもがんばっていきたい」

藤巻亮太さん
「できるだけ言葉を丁寧に中学生に届けたいと思って、そんな曲を選んだ。自分の中学校の景色だけど原風景のとても甘酸っぱい景色、その景色が心に残っているからこそ、何年か経って歌になったりしている。それぞれが自分の心の中に母校を刻み込む、そんなことがあってまた前に一歩ずつ進めたらいいんじゃないか」

御坂中の新校舎は来年の8月に完成する予定で2学期の授業から利用を見込んでいるということです。

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