県内有数の米どころ、峡北地域で9日、田植え作業が始まりました。

荒木キャスター
「ことしも田植えの時期がやってきました！ 強風にも負けず、次々と苗が植えられていきます」

北杜市白州町にある「望月農業センター」の水田では早くも田植えが始まりました。

9日はスタッフが約1.5ヘクタールの水田に田植え機でコシヒカリの苗を植えていきました。

センターによりますと、4月に日ごとの寒暖差が大きかったことから温度管理には苦労したものの、苗の生育は順調だということです。

望月農業センター 望月茂喜 代表
「今年はかなりいい感じに（苗が）仕上がってます。このまま天候がよければ、また秋においしいものができると思います」

田植え作業は5月いっぱい行われ、9月初め頃に収穫を迎える予定です。

一方、10日朝の県内は冷え込む予想で最低気温は甲府で8℃、河口湖で3℃となっています。

また標高が高い場所では霜が降りる可能性もあり、農作物の管理に注意が必要です。